人気の和婚には、「神前式」と「仏前式」という2つのスタイルがあります。
式に込められた意味にも違いがあるのですが、今回は神前式の式次第に注目してご紹介したいと思います。
神様にふたりが結ばれたことを奉告し、感謝するもの。「これからのふたりのご加護を願う」のが大きな意味合いです。玉串を神前に捧げる儀式を、親族と仲人を含めて行い、親族の結びつきを深く感じられる挙式です。
神職と巫女の先導のもと、新郎新婦と参列者が歩いて神殿まで向かいます。
神様が鎮座されている式殿で、新郎が神前に向かって右、新婦が左に座ります。
修祓は結婚の儀式を行う前に非常に大切にされていることで、神職によって、新郎新婦も参列者も祓い清めを行います。
「拝」とは、しっかりと腰を曲げて行う深いお辞儀のことです。一同起立し、斎主に合わせて拝礼します。
献饌とは、神様に捧げ、召し上がっていただく食事のことをいいます。お米やお神酒、海の幸や山の幸などを神職が神様に供えます。
祝詞を斎主が奏上し、二人が結婚したことを神様に報告します。この祝詞は現代日本語ではなく、漢字が日本に伝わる前に使われていた「大和言葉」で書かれています。
神様に捧げた御饌のお神酒を神前から下げて、巫女の持つ銚子から新郎新婦がいただきます。ふたりが同じ盃でお神酒を飲むことで、夫婦として固く結ばれ、神様の加護を受けます。
新郎新婦が神様の前に立ち、誓詞(誓いの言葉)を奏上します。
神さまが宿るとされる「榊」の枝に、紙垂や麻を結び付けた玉串を神様への気持ちを捧げる「しるし」として奉納します。
二つの家族がひとつに結びつくという意味を持つ儀式。新郎新婦を中心に、両家の親族一同で盃に注いだお神酒をいただきます。
神様に捧げた献饌をお下げします。下げた献饌には神様が宿っているとされ、御下賜品(おかしひん)となります。
儀式の最後に、あらためて神様に一礼する。斎主に合わせて、一同、一礼した後、結婚を祝福してくださった神様に一礼します。
神社によって多少内容や順番は異なりますが、神前式の内容をお分かりいただけましたでしょうか。 次回は仏前式についてご紹介させていただきます!
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